2012年3月19日月曜日

希望夢2

予言者グディーは黄金の羽を持つ青い鳥の事を時々思い出しイーストスターに祈っていました。籠の入り口はいつでも帰れるように開けておき、新鮮な水と餌を用意しておきました。

   ある朝、いやな予感がし籠を見ると、傷ついた青い鳥が、横たわっていました。予言者グディーは手当をして『ふたたび夢にむかい飛べるように』と祈りました。手厚い看護により、青い鳥は元気を取戻しました。

   青い鳥がふたたび飛び去る時がきました。予言者グディーは青い鳥に『無理をせず、とう回りでも安全なコースをとり、休みながら進みなさい。』と智慧をさずけました。

   青い鳥は予言者グディーの智慧の意味が理解できるようになり体も心も成長していました。

   去る時がきました。
   東の空が明るくなるころに、青い鳥は黄金の羽を羽ばたかせ飛んでいきました。その姿は一回り大きくなったように予言者グディーには見えました。

   東の空にイーストスターがかがやくころに予言者グディーは青い鳥の為に毎夜祈りました。                               続

4 件のコメント:

  1. 知識と知恵の違いは大きいですね

    そして大事なことは経験と失敗以外では学べませんね

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  3. 知識を積み重ねそこから考え考えぬいて智慧がでてきます。お釈迦様は智慧の重要性を説いています。
    問題意識を持ち考えることです。

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